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私の体験5 人生を変えた一言

大爆発を起こしたような状態となった私のアトピー性皮膚炎、その真っ暗闇な状態から、
「だまされたつもりで行ってみないか?」と知人にすすめられ、向かったのが、
京都府宇治市にある生長の家宇治別格本山の練成会。
 10日間合宿のような生活が始まり・・・・。

 ここまでの体験はコチラ→私の体験1 夜明け前

 から順番にお読み下さい。かくして始まった練成会初日の夜がふけようとしていたのだった・・・・。


 講話を聴いた後、部屋に帰った私。お風呂の時間は当然皆と時間をはずしてこっそり入った。そして就寝。
 静かな音楽とともに放送が流れてきた。
「ありがとうございます。ありがとうございます。本山内の皆様、あたたかい神様の御手に抱かれて、心安らかにお眠り下さい・・・。」
 天井を見上げて、その放送を聴いていたら、涙が出てきそうになった。自分が今、そこにいるのが、不思議でならなかった。それとともに、それまでの人生を振り返っていた。
 夜眠るときに、これほど安らかな気持ちになったのは久しぶりだと思った。
 そうしてウトウトすると、体温がかすかに上がってくる。そうしてまた、あのアトピー特有のかゆみが始まる・・・。
 練成会に来るまで、夜なかなか眠れない日が続いていたので、すぐに夜10時に布団に入る生活は、慣れなかった。あいかわらず布団の中で、全身がかゆく、無意識にかきむしると、皮膚がはがれ落ちる。また、血と体液が白いシーツについてしまう。
 朝起きると、このはがれ落ちた皮膚と、汚れたシーツが、周りで寝ている人たちに見られてしまう・・・。それがとても気になってきた。
 起床は午前4時45分。とてつもなく早い時間だ。しかし、皆と同時に起きていたら、皆に見られる。そこで、なかなか寝付けない布団の中で、(朝、皆より早く布団をあげて、見られないうちに着替えてしまおう)目覚ましもないのに、そう決心して、朝を待った。 練成会では午前4時45分、大きな音で、「カッコー、カッコー!」とカッコーワルツが流れ始める。そして誰か早起きで、おそらく練成会に慣れているであろう人が、素早く部屋の照明をすべてつける。
 大音量のカッコーワルツとともに、「ありがとうございます!おはようございます!わが人生のうち、最も素晴らしい朝がやってまいりました!」と大きな声で、起床放送が始まるのだ。
 決心するとできるもので、私はこの大音量起床放送が流れてくる前、4時30分頃に、自然に目が覚め、そっと、シーツをはがして部屋の外に出て、パタパタとはがれた皮膚をはらい落とし、さっさと着替えて、できるだけ周りから、皮膚の状態を見られないように、と気をつけていた。実際は、まわりの人たちは、そんなことにまったく関心などなかったと思う。皆、自分の問題でせいいっぱいだし、練成会のスケジュールをこなすのに、一所懸命だったと思う。しかし、その頃の私は、今から思うと異常ではないかと思うほど、神経過敏で、人の目が気になっていた。

 そのような状況の中、2日目が始まった。2階大拝殿に上がっての、早朝行事。とにかく見よう見まねでやってみた。
 神想観という生長の家の瞑想法。これが30分ほどある。その次に聖経というお経を読む。ほとんど読んだことがない私にとって、とにかく皆が読むスピードについていくのがせいいっぱいで、何が書いてあるのかよくわからなかった。
 早朝行事が終わると、突然「笑いの練習」。これには驚いた。私は笑えなかった。恥ずかしい・・・。まして私は長いこと笑ったことがなかったように思う。心が閉じたまま、大笑いはできない。
 その次には感謝行といって、トイレや風呂、部屋など、それぞれ分かれて掃除を行う。「ありがとうございます」と感謝の気持ちを込めて・・・。
 とにかくついていくのに、せいいっぱいだった。何か勢いに飲まれたまま、一所懸命こなしている感じだった。

 そして輪読座談会の時間がやってきた。この座談会は練成会10日間の前半、毎日行われる。班ごとに分かれて輪になって座る。そこに毎日日替わりで担当の講師が来る。最初は決められたテキストを輪読するが、その後は、講師による公開指導のようなものだった。 練成会初日の夜、講話が終わった時、司会者がオリエンテーションを行った。その中で、「皆さん、何か講師に聴きたいこと、質問がある方は、こちらに質問用紙を置いておきますので、そこに書いて、質問箱に入れておいて下さい。明日から始まる輪読座談会で、必ず講師が答えてくれますから」と説明された。
 私はその時、(そうか、自腹を切って来たことだし、来たからには元を取って帰らないと・・・。よし、さっそく質問用紙に書いて、出してみるか)と考え、すぐに質問用紙を取りに行って、「アトピー性皮膚炎は、どうやったら治りますか?」と書いて、提出しておいた。
 座談会で、答えてくれるだろうか?
 私は、少しの期待と不安で、輪になって座っている30人ほどの中に混じって座っていた。
 そこに、質問用紙をたくさん持って、講師が入ってきた。私には、何か仙人でも入ってきたように見えた。
 その人は今も、宇治別格本山の責任者・総務として元気に皆に講話され、指導されている楠本加美野本部講師であった。
 (ああ、あんなにたくさん質問用紙が提出されているんだ・・・。あれじゃあ、自分の質問は読まれないかもなあ・・・)
 そう思っていたが、お祈りと輪読が終わったかと思うと、私の質問用紙は、なんと2番目に読まれたのであった。
 「アトピーの人は誰かね・・・?」
 この後、私は、人生を変えた一言を聴くことになるのであった・・・。

(つづく)
 
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コメント

 ありがとうございます。興味深く、体験談を読ませて頂いております。

 いい所で終わってしまいますね。早く続きが読みとうございます。

No title

波多野様
コメントありがとうございます!
出張が入ると、どうしても書けないため、週末に更新できない場合が多いのですが、がんばって続けますので、こまめにチェックしに来てください。

しかし、練成会前半ですでにもう6回目になりましたので、いったい体験談が終わるまで何回続くか、私にもわかりませんが、がんばって最後まで書き続けます!
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